パソコンを使ってギターを録音する方法

ギターの腕を上達させるにはさまざまな方法がありますが、自分で演奏するギターの音を聞くのも上達に欠かせない方法の一つです。

客観的に自分のギターの音色を聞けば、リズムや音のバランス、悪い癖など、弾いている時には気づかない多くの点が明確になります。

 

そこで今回は、パソコンを使って自分のギターを録音する方法についてお伝えします。

 

ギターを録音することのメリット

ギターを上達させるために録音することのメリットは、次のとおりです。

 

・自分の演奏を繰り返し何回でも聞ける

自分が普段話している声と録音した声の違いに驚いた経験はないでしょうか。ギターも同様で、弾いている時に聞こえる音と録音して改めて聞いた音が大きく異なることは珍しくありません。

 

特に初心者の場合、弾いている時に何となく上手く弾けたと思っていても、落ち着いて聞いてみると細かいミスやリズムのズレなどの粗が至るところで聞こえてきます。

 

もちろん、間違えることは悪いことではありません。ダメな例は、間違えているのに弾けていると思い込んで練習を止めてしまうことです。録音をすれば、何度でも繰り返し聞けて間違いやすい場所に気づけるため、上達も早くなります。

 

・将来的に作曲やアレンジの参考にできる

思いついたフレーズやリフを忘れないうちに録音しておけば、後になって聞き返して作曲やアレンジの参考になります。どんなに良いフレーズやリフも頭の中だけでは覚えきれませんので、録音しておけば後で必ず役に立つでしょう。

 

パソコンで録音するために必要な機材

では、実際にパソコンを使って録音するために必要な機材を紹介します。

 

・パソコン本体

演奏した音を録音再生するために欠かせません。スペックはできるだけ高いほうがスムーズに録音できますが、練習用に録音するだけであれば、それほど高スペックでなくても大丈夫でしょう。

 

・オーディオインターフェイス、アンプシミュレーター

オーディオインターフェイスとは、アナログ信号をデジタル信号に変換する装置です。ギターとパソコンの間に挟んで使います。

 

アンプシミュレーターとは、ギターアンプを通さずにアンプを通したような音を実現するエフェクターです。パソコンでの録音に必ず必要なわけではありませんが、よりスタジオで演奏しているような忠実な音で録音するなら使用をおすすめします。

 

・DAW

Digital Audio Workstationの略称で、パソコンにインストールし、ギターの音を加工したり、ほかの音と同期させたりするソフトウェアです。

 

Macを使っている方であれば、デフォルトで「GarageBand」が入っています。また、Windowsの場合は、デフォルトでDAWは入っていないため、有料ですがCubaseやAudacityなどがおすすめです。

 

良い音で録音して練習に活用しよう

パソコンでギターを録音するには、少し手間とお金がかかります。ただ、アンプシミュレーターは深夜にアンプを通さずに練習する時にも使えますし、DAWも作曲に使えるので無駄になるものではありません。上達するためにも、良い音で録音し、しっかりと練習に活用しましょう。

 

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