ギターのチューニングがすぐに狂う3つの原因と簡単な対策

ギターを始めて「せっかくチューニングしたのに、すぐに音がずれてしまう…」と悩んでいませんか? それは、チューニングが狂ってしまう原因を理解できておらず、正しい対策を怠っている可能性があります。本記事では、ギターのチューニングが不安定になりやすい原因とその対策を紹介しますので、チューニングが安定せず悩まれている際はぜひ参考にしてください。

 

チューニングが狂いやすい主な原因

チューニングをしたつもりでも、すぐに音がずれてしまう原因は複数あります。最初に考えられる原因は、チューニングの仕方が間違っているケースです。

 

通常のチューナーでは、6弦がE、5弦がAとそれぞれの音をアルファベットで表示します。これを理解していないと正しいチューニングはできないため、改めて説明書をしっかりと読んでみてください。

 

次に多い原因として挙げられるのは、弦が古くなりサビているケースです。古い弦はしっかりとチューニングしたつもりでもすぐに狂ってしまう可能性が高まります。

 

ただ、ここで注意しなくてはならないのは、新しい弦もチューニングがずれやすい点です。新しい弦はまだ伸びきっていないため、比較的すぐにチューニングがずれます。

 

チューニング安定のための対策

チューニングを安定させるための対策としては、まずチューナーの使い方が間違っていないかの確認、そして古い弦を使っている場合は、新しい弦への張り替えです。

 

ただ、新しい弦も使い始めは伸びきっておらず、チューニングが狂いやすいので、弦を張った後にフレット付近の弦を持ち上げ、フレットとは反対方向に引っ張ります。その後、フレットを押さえた状態でピックアップ付近の弦を持ち上げ同様に引っ張ることで弦が伸びきります。

 

また、ギターの保管場所にも注意が必要です。湿気が多い場所に保管しているとどうしてもチューニングが狂いやすくなります。そのため、ギターは必ずケースに入れ、湿気の少ない場所に保管するようにしましょう。

 

ギターの保管方法については、こちらもご覧ください→「普段あまり使わなくなったアコースティックギターを保管する方法とは?

 

焦らなくて大丈夫!チューニングは慣れと工夫で安定が実現

チューニングの不安定さは、初心者だけでなく多くのギタリストが経験することです。ただ、原因を知り簡単な対策をとることで、徐々にチューニングは安定してきます。

 

ポイントは毎回チューニングする習慣をつけること、そして保管場所にも十分な配慮をすることです。

 

常に安定したチューニングを実現させるには楽をしようとせず、日々の心掛けが重要になります。正しいチューニングをして、快適なギター演奏を楽しみましょう!

 

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