ボイトレやボーカルレッスンを行う目的は、歌が上手くなることだけではありません。
人前で自信を持って話せるようになりたい、表現力をつけたいなど多様です。そのため、大人だけではなく、小中学生のお子さんでもボイトレを行っているケースも珍しくはありません。ただ、この年代のお子さんがボイトレをする際に気をつけなければならないのが声変わりです。本記事では、声変わりの時期にボイトレを行う際に気をつけるべき点についてお伝えします。
声変わり時期にボイトレはOK?
結論からいうと、無理をしない範囲であれば声変わりの時期でもボイトレを行って問題ありません。ただし、やり方には注意が必要です。
声変わりは体の成長に伴い声帯周辺が変化する時期で、男子は概ね12〜16歳、女子は11〜14歳頃に起こるとされています。この時期は声の高さや喉の状態が不安定になりやすく、無理をすると声帯に余計な負担がかかります。声変わりに理解のある講師のもとで、その時期に合った練習に取り組むことが大切です。
声変わり時期にボイトレを行う際の注意点
声変わりの時期に無理なボイトレを続けると、高音が出にくくなる、声がガラガラになるといったリスクが高まる可能性があります。声帯が安定しないこの時期は、特に次の点を意識することが重要です。
無理に高い声や大きな声を出さない
声変わり前に出ていた高音を強引に出そうとすると、声帯に大きな負担がかかります。今出せる声の範囲で練習することを心がけましょう。
避けた方がよい練習内容を把握する
地声の高音域を酷使するような練習は、この時期には向きません。一方で、ハミングや裏声を使った歌唱は声帯への負荷が比較的少なく、変声期でも取り組みやすい練習です。
違和感があったらすぐに休む
喉に痛みや違和感を覚えたときは、無理に続けずに休憩を取りましょう。こまめな水分補給も、喉のコンディションを保つうえで有効です。
また、大声で騒ぐ、長時間話し続けるといった日常の行動も喉に負担をかける要因となります。ボイトレの場面以外でも、喉を丁寧に扱う意識を持つようにしましょう。
声変わりの時期だからこそ、正しい発声を学ぼう
声変わりの時期に無理をして歌い続けると、声変わり後に高音が出しにくくなる、声が割れやすくなるといったリスクも考えられます。思うように声が出ない時期は、焦って声を出そうとするよりも、腹式呼吸や正しい姿勢、発声の基礎をしっかりと身につけるチャンスといえるでしょう。
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