ギター上達法の一つ、耳コピを簡単にできるようになるコツを解説

エレキでもアコースティックでもギター上達の方法として、耳コピがあります。ギターを始めたばかりの人にとって難しいかもしれません。しかし、耳コピをマスターすれば、弾ける曲のバリエーションが増えるのはもちろん、ギター上達が早くなるメリットもあります。

 

今回はギター上達に欠かせない、耳コピができるようになるコツをお伝えします。

 

耳コピとは?

耳コピとは、読んで字のごとく、譜面を見ずに耳で曲を聴きながらギターの部分を弾けるようになることを指します。

 

アコースティックギターであればコードやアルペジオのフレーズをコピーする。エレキギターであれば、バッキングやソロをコピーして、それを同じように弾けるようになれば、耳コピの完成です。

 

耳コピができるとギター上達が早くなる理由

耳コピを習得し、耳でコピーしたものをギターで練習すると、曲にもよりますが、そこにはさまざまなギターテクニックが隠されていることに気付きます。このテクニックを一つひとつ切り取って覚えようとすると、義務感が出てしまい飽きてしまう可能性もあるでしょう。

 

しかし、好きな曲を耳コピして完全に弾けるようになろうと思って練習すれば、そのテクニックも曲を構成する一つの要素として必要なのだと気付けるようになります。すると、練習する意欲も湧き、結果として知らない間にギターが上達しているのです。

 

耳コピができるようになるコツ

では、実際にギターで耳コピができるようになるコツを紹介します。

 

  1. ギターのコード、フレーズを覚えるまで何度も聞く

耳コピの基本はとにかく、口ずさめるようになるまで何度も聞くことです。最初はさまざまな音のなかから、ギターの音だけを見つけるのは難しいかもしれません。最近はボーカルの声を消すアプリもあるので、そうしたものを使えば多少は聞き取りやすくなるでしょう。

 

  1. 覚えたらギターで弾いてみる

ギターの音を覚えたら、次は実際にギターを弾いてみます。最初はソロの部分やコードを弾いている部分、パワーコードの部分などすぐに弾ける部分しか弾けなくても構いません。とにかくその曲のギターパート全体の流れを掴めるようにしましょう。

 

  1. ボーカルやベースの音もコピーしてみる

少し慣れたらボーカルやベースの音もコピーしてみます。ボーカル、特にサビのメロディが実はイントロのギターフレーズであるケースは珍しくありません。また、ベースは基本的にコードのルート音を弾くため、コードを探るのに最適です。最初は難しくても、全体を耳コピすることでギターの耳コピがやりやすくなります。

 

ギター初心者の方にとっては、耳コピなんて上級者のやることと思われるかもしれません。しかし実際には初心者が早く上達するためにも欠かせない方法です。これからギターを始める方はぜひ、試してみてください。

 

ボイストレーニング・ボーカルレッスン【SEAL MUSIC SCHOOL】

・TEL:046-296-0186

・MAIL:お問い合わせ

・本厚木校:神奈川県厚木市中町1-7-24 森久保中町ビル

・町田校:東京都町田市中町1丁目18−15 クローヴビル3F