エレキギターの弦にはどういった種類がある? 選ぶ際のポイントは?

ギターは複数の部品で成り立っていますが、そのなかでも弦は重要な部品の一つで、選択する弦によって音は大きく変わります。しかし、ギターを購入したばかりで、これから練習を始めようというかたにとって、弦にはどのような種類があり、どれを選択すればよいかを決めるのは簡単ではありません。

 

そこで今回は、ギターの定番であるエレキギターに絞って弦の種類を説明したうえで、選択する際のポイントをお伝えします。

 

エレキギターの弦の種類

ひと口にギターの弦といってもその種類は多様です。その種類を知らないと自分に合った弦の選択もできません。ここでは、エレキギターで使われる主な弦の種類を見ていきましょう。

 

・ニッケル弦

エレキギターの弦としてメジャーなのは、ニッケル弦です。柔らかくサビにも強いうえ、ほかの種類に比べ安価で購入できます。バランスの取れた音で、初心者でも扱いやすい弦です。

 

・ステンレス弦

ニッケル弦の次に良く使われるのが、ステンレス弦です。ニッケル弦と同様に、サビに強い特徴があり、シャープな音を響かせます。素材的にニッケルよりも硬いため、少し慣れてからのほうがおすすめです。

 

・コーティング弦

ニッケル弦を薄い皮膜で覆ったタイプの弦です。ニッケル弦やステンレス弦に比べ価格は高価ですが、耐久性に優れているためコストパフォーマンスの良い弦といえるでしょう。通常の弦は長く使っていると段々と音も劣化していきますが、コーティング弦は長い期間に渡って弦を張った直後の音を維持します。

 

エレキギターの弦を選ぶ際のポイントは?

エレキギターは同じ種類の弦のなかで、太さによってスーパーライト、ライト、ヘビーの3種類に分けられます(太さをゲージと表し、メーカーによっては、2種類の場合もあれば6種類の場合もあります)。初心者でもすぐに弾けるようになるのは、弦がもっとも細いスーパーライトでしょう。

 

慣れてきたらライト、ヘビーに変えたほうがよいかといえば、必ずしもそうではありません。例えば、ヘビーはメタル系の重い音を出せるのが特徴であるため、ポップス調の曲にはあまり向いていません。上手くなったら太くしていくというより、ギターの種類や鳴らしたい音によって選択するのがよいでしょう。

 

さまざまな種類を試して自分に合った弦を選択しよう

弦の素材、太さなど弦には種類があり、最初は何を選べばよいか迷ってしまうかもしれません。基本的には、ニッケル弦のスーパーライトもしくはライトを選択するのがおすすめです。少し慣れてきたら色々な種類を試し、自分が鳴らしたい音に最適な弦を見つけましょう。

 

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