音楽教室の講師になるには何が必要?

楽器を演奏するかたのなかには、ステージに立って人前で演奏したいと思われるかたがほとんどではないでしょうか。しかし、それと同時に楽器演奏や歌うことの素晴らしさをより多くの人に伝えたいと思われるかたも少なくないでしょう。そこで今回は、音楽教室やボーカルスクールで働く講師になるための方法についてお伝えします。

 

音楽講師の仕事内容は?

音楽講師は基本的に音楽教室やボーカルスクールなどで歌い方、発声方法、特定の楽器を演奏する方法などを指導する仕事です。ただし、お子さんを相手にするピアノ教室では、ピアノと歌唱の両方を指導する場合もあります。

 

ちなみに音楽講師が指導する楽器は多岐にわたっていて、ピアノ、エレクトーン、ギター、ベースギター、ドラム、バイオリンなどが一般的です。それ以外でも、チューバやサックス、マンドリン、チェンバロ、フルートといった楽器を指導する講師もいます。

 

音楽講師になる方法は?

音楽教師になるためには教員免許を取得する必要がありますが、音楽講師になるのに必ず必要な資格はありません。ただし、当然ながらボーカルや楽器どちらの講師になるにも、まったく経験や知識がゼロの状態ではなれません。そこで、ボーカルや楽器講師になるために役立つ資格やなり方について説明します。

 

・ボーカル講師のなり方

基本的には、ミュージカル、声楽、歌手といった職業として、歌の経験を積んでいることが求められます。それ以外では民間資格ですが、日本ボイストレーナー連盟が発行している「JAVCERT(日本ボイストレーナー連盟資格認定試験)」の資格を取得すれば、音楽教室やボーカルスクールで働くうえで有利になるでしょう。

 

・楽器講師のなり方

楽器メーカーが運営する教室で講師になる場合は、独自に資格制度が設けられている場合もあります。講師になる前提としては、資格の有無にかかわらず当然ながら楽器の演奏力が必要です。お金を取って人に教える以上、しっかりとした演奏理論や知識、テクニックを習得しておかなくてはなりません。そのうえで、音楽教室に就職するのが一般的な楽器講師のなり方です。

 

ほかに、自営で音楽教室を開講する方法もあります。ただし、自営の場合だと生徒の集客も自分で行う必要があるため、元有名な歌手、バンドミュージシャン、セッションミュージシャンといったバックグラウンドがない限り、いきなり独立は難しいでしょう。

 

演奏テクニックだけではなく、教え方が上手いことが重要

音楽教室の講師になるには、相応のテクニックが必要であることは当然です。それ以上に、いかに生徒のやる気を引き出し、楽器の楽しさを伝えられるかが重要になります。

 

ミュージシャンであれば、テクニックさえあればお客さんを喜ばせられますが、講師は上手いだけでは生徒は集まりません。テクニックを磨くと同時に、コミュニケーション力や指導力を学ぶことが良い講師になるための条件だといえるでしょう。

 

ボイストレーニング・ボーカルレッスン【SEAL MUSIC SCHOOL】

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