冬こそ徹底したい!ボーカリストの喉ケア習慣

冬になると声の調子が悪くなると感じるボーカリストは少なくありません。空気が著しく乾燥し、気温も低下する冬は、声帯にとって過酷な環境といえます。寒さによって体全体が縮こまると、呼吸も浅くなりがちです。本記事では、こうした冬の問題に対処する喉ケア方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

朝のケアと発声準備で喉を守る

起床直後は一晩の間に喉が乾ききった状態です。そのため、朝一番にぬるめの白湯をゆっくり飲むことで、声帯を優しく潤しましょう。冷水は喉を冷やしてしまうため、温かいものか常温の飲み物を選びましょう。冬の喉ケアは、いきなり声を出すのではなく、まずは体をほぐすことから始めるのが大切です。

 

発声練習を始める前には、軽いストレッチで首や肩をほぐしておきましょう。凝り固まっていると、呼吸が制限され、喉に余計な力が入りやすくなります。冬は声帯が固くなりやすいため、軽いハミングやリップロールから始め、低音から徐々に音域を広げていくウォーミングアップを心がけましょう。

 

練習や本番前には、蒸しタオルを首に当てて血行を促進させると、声の出しやすさが変わってきます。また、冬は夏ほど喉の渇きを感じにくいため、水分摂取が不足しがちです。温かいものか常温のものを選び、少量ずつこまめに飲むことで、喉を常に潤った状態に保つことができます。

 

室内外の環境を整えて乾燥から喉を守る

冬場の室内は暖房により想像以上に乾燥します。そこで部屋に加湿器を置き、喉への負担を軽減しましょう。加湿器がない場合は、濡れタオルを部屋に干したり、洗面器に水を張って置いたりするだけで、ある程度の加湿効果が期待できます。

 

室温についても注意が必要です。極端に暑すぎたり寒すぎたりする環境は、体に余計な負担をかけます。20〜22℃程度の室温を保つことで、リラックスした状態で歌うことが可能になります。

 

外出する際はマスクを着用し、吸い込む空気を温めながら保湿することを心がけましょう。就寝時にマスクをすれば寝ている間の喉の乾燥を和らげられます。朝起きたときに喉がガラガラになっているという方は、ぜひ試してみてください。

 

また、寝る前にゆっくりと湯船に浸かることで、全身の血流が改善され、喉周辺の筋肉もほぐれます。シャワーだけで済ませるよりも、15分程度入浴する習慣をつけると、翌日の声の調子が良くなる可能性が高まるでしょう。

 

冬を乗り越えて声に磨きをかけよう!

冬は喉にとって厳しい季節ですが、この時期に正しいケアを習慣づけることで、年間を通して安定した声のコンディションを維持できます。乾燥対策、温度管理、適切なウォーミングアップ、そして日々の体調管理を丁寧に行うことで、冬でも思い通りの歌声を保つことが可能です。

 

ボーカリストにとって喉は何よりも大切な楽器ですから、寒さが厳しくなるこれからの季節こそ、いつも以上に丁寧なケアを心がけ、最高のパフォーマンスを目指しましょう。

 

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