カラオケで高得点を出すには歌唱テクニックだけでなく、採点システムの仕組みを理解することが重要です。特にDAMやJOYSOUNDなどの精密採点機能は、音程の正確さや表現力など、さまざまな要素を評価しています。
本記事では、カラオケで90点以上を目指すために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
カラオケで高得点を取るには音程が最も重要
カラオケ採点において、最も配点が高い項目は音程です。DAM、JOYSOUNDともに、正確な音程で歌えているかが点数に大きく影響します。ガイドメロディに沿って正確に歌うことが高得点への近道です。
音程を安定させるには、次の方法を試してみましょう。
自分に合ったキーで歌う
無理に原曲キーで歌おうとすると、音程が不安定になりがちです。自分にとって無理のないキーに設定し、丁寧に歌うことで安定性が高まります。
歌詞とメロディを覚える
歌詞を見ながら歌うと、どうしても画面に意識が向いてしまいます。歌詞を完璧に覚えておけば、メロディに集中でき、音程の精度が向上するでしょう。
自分に合ったキーを見つける方法について詳しくは「ボーカルが自分に合ったキーを知る方法とは?」をご覧ください。
表現力やテクニックの加点も狙う
音程の正確さに加え、表現力やテクニックも高得点につながります。採点項目には「抑揚」「ビブラート」「しゃくり」「こぶし」などがあります。
抑揚
声に強弱をつけ、感情を表現するテクニックです。たとえば、Aメロを小さめに、サビを力強く歌うなど、メリハリをつけると良いでしょう。
ビブラート・ロングトーン
音程を上下に揺らすビブラートや、声を長く伸ばすロングトーンも評価されます。
しゃくり・こぶし
しゃくりは低い音から本来の音程へ滑らかに持ち上げる技術です。こぶしは音を細かく動かす装飾的な節回しを指します。
ロングトーンの出し方について詳しくは「歌に安定感を出すロングトーンの魅力と練習方法」、そしてビブラートやこぶしについて詳しくは「ポップスやロックにも「こぶし」は必要? ビブラートとの違いとは?」をご覧ください。
精密採点で得点を上げるための練習方法
カラオケで高得点を取るには、日頃からの練習が欠かせません。具体的には次の練習方法がおすすめです。
自分の歌声を録音して聴く
自分がどのように歌っているかが客観的にわかります。音程がズレている箇所や、リズムが不安定な部分を確認し、改善に役立てましょう。
同じ曲を繰り返し聴く
歌いたい曲を何度も聴き、歌詞やメロディを体に染み込ませることで、安定した歌唱が可能になります。
カラオケで高得点を出せることが必ずしも歌の上手さにつながるわけではありません。しかし、高得点を出すには基礎をしっかりとマスターすることが重要であり、それは歌唱力向上においても欠かせないポイントといえるでしょう。
基礎を確実にマスターするにはボーカルスクールへ通うのもおすすめです。本格的に基礎から学び、カラオケでの高得点を目指しましょう。
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