ギターチューナーとは?手軽にチューニングをするためのチューナーを紹介

ギター初心者の方が上手に弾けるようになるために重要なポイントの一つは、正しい音で練習することです。ギターに限らず、楽器は正しい音で練習しないと耳が育たずに、音がずれていても気にならなくなってしまう可能性もあります。そこで、今回はギター上達に欠かせないチューナーについて、どのような種類があるのかを見ていきましょう。

 

ギターチューナーの種類-1-カード型チューナー

ギターチューナーとは、ギターが正しい音で弾けるように音を合わせるための機械を指します。まず紹介するのは、カード型チューナーです。

 

カード型チューナーは、片手に乗る程度の大きさで厚さも3~5cm程度とコンパクトサイズのチューナーです。エレキギターの場合は、ギターとチューナーをシールドでつないでチューニングをします。アコースティックギターの場合は、チューナー内蔵のマイクにギターを近づけて音を出してチューニングするのが基本です。

 

価格は3,000~7,000円と幅広く、多くは電池式で1回購入すれば壊れることも少なく、長い期間使えるでしょう。また、鳴っている音を拾いチューニングするため、精度が高いのも特徴の一つです。

 

ギターチューナーの種類-2-クリップ型チューナー

従来、ギターチューナーといえば、前述したカード型が一般的でしたが、最近ではクリップ型が主流になりつつあります。

 

クリップ型チューナーは、ギターのヘッド部分に挟み、音を鳴らす振動を拾ってチューニングするため、エレキギターでもシールドでつなぐ手間はありません。

 

また、カード型よりもさらに小型軽量タイプで、ギターにつけたまま演奏もでき、音がずれたらすぐにチューニングし直せる手軽さもあります。もちろん、アコースティックギターでもヘッドに挟んでのチューニングが可能です。

 

価格も1,000円代とカード型に比べ非常に安く、初心者の方が最初に購入するのであれば、クリップ型がおすすめです。

 

ギターチューナーの種類-3-スマホアプリのチューナー

クリップ型チューナーより、さらに手軽なチューナーがスマートフォンアプリのチューナーです。ほとんどのチューナーアプリは無料で提供されているので、スマートフォンさえあれば、今すぐにでもチューニングができます。

 

スマートフォンアプリのチューナーの多くは、ギターを通話口の近くで鳴らしてチューニングをするため、専用のシールドも必要ありません。

 

常にギターに挟んだままでチューニングする手軽さはありませんが、無料で使えるのは大きなメリットです。

 

今回、紹介したチューナーは、どれも初心者でも手軽に使えるものですが、価格や使い勝手などには大きな差があります。そこでまずは無料アプリで試し、慣れたらクリップ型やカード型などに移行してみてはいかがでしょう。

 

なお、チューナーを使わないチューニング方法については、「ギターの練習に欠かせないチューニング方法」をご覧ください。

 

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